・日ごろから、猫背姿勢にならないように意識しましょう。
肩こりにお悩みの方は、まず、自分の姿勢を見直してみましょう。
このように顎が前に突き出し、前のめりになり背中が丸まってしまい自然と猫背姿勢になってしまいます。
この姿勢では、背中は張り、首の筋肉は硬直して血行が悪くなります。さらにリンパの詰まりも生じてくるので顔はむくみ、下垂するので疲れた印象になり、肩こりの原因となってしまいます。
また、姿勢をよくしようとして背中を反ったり、胸だけを張ったりすると、かえって肩こりが起こりやすくなるので注意しましょう。
・肩のこりに悩む人は、まず「正しい姿勢」を心がけましょう。
このように耳→肩→骨盤(腰の骨)→膝→外くるぶしのラインが縦一直線に並ぶのが正しい姿勢です。
・同じ姿勢を続けるときはストレッチを取り入れて筋肉の緊張をほぐすと効果的です。
仕事でデスクワーク、細かい手仕事の人や、読書など同じ姿勢を長時間していると肩こりになりやすくなってしまいます。とくに最近は、パソコンによる肩こりが増えています。パソコン作業や読書をしている際、多くの方は首を少し前に突き出す姿勢になっています。
また、両肩を少し前にすぼめる姿勢にもなっています。こうした姿勢を続けていると、首から肩の筋肉に緊張性の疲労が生じ、血流が悪くなり、肩こりを起こします。
予防として、まず「同じ姿勢」を続けないようにし、こまめに首や肩の緊張状態をほぐすことを心がけましょう。
ときどき首をゆっくり後ろに反らせてみます。このとき首筋や肩が硬い、あるいは少し痛いと感じたら、すでに肩こりが始まっています。首や肩をゆっくり回して筋肉の緊張をほぐしましょう。また1時間に一度は立ち上がり、手を上に伸ばしてブルブルとふる、軽い屈伸をするなどの方法で、全身の血流を改善することも予防になります。