骨粗しょう症
骨粗しょう症とは、骨の中のカルシウム、たんぱく質、リンの量が減り、骨がスカスカになり骨折しやすくなる病気です。
自覚症状が乏しいので、特にかかりやすいとされる40代以降の女性は日ごろから細やかな自己チェックが必要です。
骨粗しょう症チェック
下記に当てはまる場合は、お早めに医療機関へ受診しましょう。
・背が縮んだように感じる
・背中や腰が曲がったように感じる
・背中や腰の痛みのために、動作がぎこちない
・腰は痛いが、レントゲン検査では椎間板や脊柱管に異常がない
・息切れしやすい
・姿勢が悪くなった
・お腹がすぐにいっぱいになる
高齢者の骨粗しょう症対策
年齢とともに身長が縮むことはよくありますが、これは骨粗しょう症が原因といわれています。
骨がもろくなり、背骨がつぶれるために身長が縮むのです。
特に4センチ以上身長が縮んだ人は、積極的に検査を受けることをお勧めします。
放置しておくと、骨折の原因になりますから十分に注意が必要です。
ささいなことで骨折を起こし、寝たきりになる可能性があります。
骨粗しょう症調査方法
1) 骨密度を測定します
健康な若い成人者の平均骨量の70%に満たない場合は骨粗しょう症であると診断されます。
2) 骨折を調べます
腰椎のレントゲンで、明らかな外傷がないのにもかかわらず圧迫骨折をおこしていないかどうかチェックします。